ななつ星・ギックリ腰予防体操

６.の運動が終わると同時にこの姿勢に移る。
全身の力を抜いて、腹筋がストレッチされる感覚を味わう。(30秒)
腰に痛みを感じる人は床に肘をつく、うつ伏せで本を読む姿勢でもよい。
《この姿勢はマッケンジー体操として古くから知られているものです。日本では敬遠される時期もありましたが、再評価される傾向にあるようです。要は、自分の体は自分で知ることが最も大切。感覚は誰も教えてはくれません。自分にはどんな体操がベストか？答えは、人生のすべてをかけて、実践の中からみずから発見する以外に方法はありません。》

【付録】
その１　お腹へこましたまま・スピーチ
お腹ペコペコだ――状態を保ったままで、会話する。最初は、息を止めておかないとお腹をへこませた状態を維持できないかも知れません。が、一度コツをつかめば、日常生活のいついかなる場面でも、誰にも気づかれずにこの運動ができるようになります。
《腹横筋を意識的にコントロールできるようになることが、ぎっくり腰予防の最善の策》
その２　とにかく歩く。山野を歩き回るのがベスト。狩猟民族の腰痛発生率が有意に低いことが知られています。
《下肢と腰椎をつなぐ腸腰筋の退化が不良姿勢や腰痛の主因であることを理解する》
　以上です。幸多かれと祈ります。