秋一題(その2)

秋一題(その2)

もっと光を

散歩道脇のやたらと葛がはびこっていた草むらがついに刈り取られていました。そこに出現したのは、茶色の枯れた落ち葉の堆積でした。一足先に刈り取られていた、道路に沿った1メートル幅のスペースにはすでに雑草が芽生え、肌寒さを感じる秋の深まりをものともせずうす緑の新芽を延ばしています。茶色と緑。この違いは光が当たったか当たらなかったかの差でしかありません。恐ろしいほどのコントラストです。知人からいただいたお庭の恵み、柿とゆず。その、愛らしい小ぶりな果実を眺めながら『もっと光を!』と叫びたいのはゲーテだけではないのだと・・・。秋の一日でした。



アートギャラリー まなりや
大阪府枚方市。京阪本線 牧野駅から徒歩3分のアートギャラリー。

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