手紙の入った手紙

丁寧な挨拶状と『歯の抜けた自画像』

20代の若い人たちのグループから丁寧な挨拶状が届きました。以前から、アートギャラリーまなりやをホームグラウンドとして活動してくれている(こころ樹展メンバー)からのものです。
厚みのある封筒を手のひらで軽く弾ませた時、その意味ありげな重量感に、おっ！との気分が沸き上がりました。薄茶の封筒の中に、一回り小さな白い封筒が入っていました。これほどの丁寧さは珍しく、意味ありげな重量感も同封の写真だけが原因ではなかったのでした。
若い人たちのエネルギーには感心します。感心する年になったということでしょう。そうだよなー、とつぶやきつつ、三日前に描いた水彩画《歯の抜けた自画像》を眺めやるのでした。