二人展終了しました

別れの一本杉

≪二人展　Kyoto/Tokyoより愛をこめて≫が終了しました。猛暑の中ご来館いただいた皆様に心からお礼申し上げます。タイトル通り(愛)の感じられる展示でした。
後片付けが終わり、キャンバスを抱えてギャラリーを出てゆく二人を見送りながら、「未来」ということを考えました。若い二人には未来があります。もちろん高齢者の私にも未来はあるのですが、それはもう両手を広げれば測れるぐらいのスケールです。
志保さんと小豆さんには、どんな物差しで測ればよいのか見当もつかないほどの、広大な「未来」が広がっています。その広大な未来という名のキャンバスの上に、二人はどんな色と形を描くことになるのでしょうか？と、まるで春日八郎の【別れの一本杉】を聴いているような気分になったのでした。
次週から、ゴーヤ倶楽部作品展、グループ「杉の子」児童画展と続きます。暑さしのぎにご来館ください。