[2022/2/11～2/22] ONE SENTENCE展

2021年12月30日20時30分に頭に浮かんだ文言を並べてみました。思いつくままの、まったくでたらめな言葉の羅列です。むりやりひねり出したものもあります。

こうして並べられた13の文言から、発想されるイメージを作品化してみようという企画です。

通常、創作は
感動→作品化→評価(言語化)という流れですが、
言語化→作品化→感動　という流れも可能か？との試みです。

掲載作品は『靴擦れを馬鹿にするな、謝れ』です。

このような、まったく独りよがりの、共感される可能性の少ない試みも、一度は試しておく必要があるのではないかと考えました。ちなみに、お題となった文言は下記の13です。

＊あたしのやわらかいとこを噛むな

＊繰り返しは毒か薬か

＊軽やかな嘘は重厚な真実に勝つ

＊しくじりを記念に貰った日の夜

＊絵具は陶酔を得る媚薬だ、と友は言った

＊あっという間は有限か無限か

＊冬のプールにカルガモと朝焼けを見る

＊靴擦れを馬鹿にするな、謝れ

＊好きな人を見つめている、なのに

＊さざ波をそっと触る気分

＊頑張れ！というときのうしろめたさ

＊思い出を床に並べてうっとりしてみる

＊ホテイアオイは曼殊沙華ではない

2022年2月2日　田房成雄